私は時と場合に応じて逆指値(ストップロス:SL)を入れたり入れなかったりです。
私が絶対にSLを入れる時は以下のとき。
・PCの前から離れるとき(家事、トイレ、電話、宅配便対応など)
・夏時間なら19時~NY時間、冬時間なら20時~NY時間
・ごくまれにオーバーナイト(持ち越し)するとき
19時以降からNY市場開始までを警戒せよ!
まぁ当然っちゃ当然なのですが、特に欧州前半の部が終了して欧州勢がランチタイムに入るような時間帯(20時以降)にポジション保有してた場合、PCの前に着席していても必ずSL入れます。
それには明確な理由があります。
ストップ狩りが執行されやすい時間帯だからです。
早ければ19時半~NY時間開始までは取引量がグッと減って、実際のところポンドとユーロは頻繁にストップ狩りがこの時間帯に行われています。
なぜ取引量がグッと減るこの時間帯にストップ狩りが執行されるのかと言うと、取引量が少ないから奴らにとって狩りが成功しやすい時間帯だからこの時間に狙うのです。
狩りをしてる「奴ら」というのは、私達のような資金力のない個人投資家ではなく、大口の投資家です。
16時から活況だった欧州市場で一仕事を終え、ランチタイムに入って多くが昼食を取ったり仕事仲間と会話を楽しんだり仮眠を取ったりするのですが、その時間帯って多くの市場参加者がチャートの前から離れていて、ある意味無防備とも言える状態なワケです。
ストップ狩りのメカニズム
実際は多くのトレーダーが万一不測の事態に巻き込まれてもいいようにSLを設定して昼休憩に入っているでしょうから、設定したリスク以上の実害はないと思います。
ですが、奴らは多く置かれてる投資家のロスカットを狩り、ポジションを根こそぎ無かったことにして、自分が取引しやすい有利な価格に持っていき利益を上げるのが奴らの手段です。
特に煮詰まり(レンジ帯)の経過時間が長く続けば続くほど、取引量も多くなり上下ともに多くのストップロスが貯まっていくので奴らは狙っています。
煮詰まり(レンジ帯)はいつまでも続くものではなく、近いうちにいずれどちらかにパワーが放たれて拡散していくのですが、拡散の時に先陣きって舵取りするのが大口投資家であります。
その前に煮詰まり区間でポジションを持っていた多くの個人投資家のポジションを一掃してあたふたさせるように持っていきます。やっぱり下なのかと売りポジションを持ったけど今度は上に行かれてしまった・・・えー!?下へブレイクしたんじゃなかったの!?って売りポジションを損切りさせられて再び買いポジションを持たされる・・・。
短時間に買いと売りのくり返しをさせられてしまった経験ありませんか?
これを往復ビンタと言いますが、奴らはこれも誘発してるわけです。
カァ~っとなって頭に血が上りますね。奴らには計算ずくです。
多くのストップ狩りが、みんながチャートの前から離れてるであろうその隙を突く。
奴らも巨額のお金を動かしてるゆえ、確実に狩りが成功しないといけません。
なので主に取引量が少なめの動きが鈍い時間帯が狙われて然りなのです。
しかし、活発な時間帯だからといってストップ狩りが行われていないとは限りません。
活発な時間帯でも私達の気づかない所で狩りが行われている事も中にはあるということも一応認識しておきましょう。市場参加者がたくさん居る活発な時間帯は狩りが失敗しやすいので原則、しないとされてはいますが中にはあるようです。
狩りはそのほとんどがAIによるものですが、AIにそれをやらせてるのは人間です。
私はもちろん狩りにやられた事もあるし、逆にメシウマになった経験も多々あります。
なるべく被害にあわないために
下の画像はGBP/USDでの明確なストップ&ポジション狩りの一例です。
指標や突然の要人発言などがない状態で確認しています。


一番うっとうしくて厄介なのが1枚目の画像にある下の黄色矢印の部分。
上の矢印もそうなんですけど、
見るからにってやってんねーって感じですよねw
欧州時間~NY初動にかけて方向感のない大きな煮詰まりから、一段上に底上げしたような形状。
一旦下へブレイクしたと思わせてからの~上!
これがホントうっとうしいですよね、自分のポジションが消されただけでなく、やっぱり思惑の方向だったことも。また買い直さなければいけない。
ポンドは上昇基調ですから、まぁまぁな押しが付いたのではと買いで持ってる人達も多く、その反面売りで持ってる人も一定数居たことは明らかです。
一度SLを狩ったあと、その1時間後に大口投資家が希望する方向(上)へ仕掛けました。
明らかに大きめの陽線が数本ドーンドーンドーンと連なってる箇所は大口投資家が仕掛けた何よりの証拠です。1時間足ではわりと大きな大陽線になってるはずです。
大口投資家が仕掛けたあと、煮詰まり上に貯まってる売り手のストップロスも巻き込んで上昇に加速が付いてることも見てとれます。
ストップ狩りってスイングトレーダーにはあまり気になることではないですが、短時間デイトレーダーはこういったことにいちいち悩まされるのがデメリットであるかもしれません。
被害にあわないようにするにはどうすればいい?
ストップ狩りにあう事に対して完全に100%防ぐことはできません。
ですが、被害にあう確率を下げることは可能だと思います。
ストップ狩りも突然の乱高下も織り込んだトレードをしたいのであれば、スイングトレードをおすすめしますが、ここでは短期デイトレーダーのための説明をします。
以下のことを守っていれば被害にあう確率はグッと減るかなと思います。
(決して100%ではありません)
- 煮詰まり(レンジ)帯での新規保有は極力しない。
- 煮詰まり(レンジ)帯では逆張りトレードがしやすいが、時間の経過が長くなってくるにつれ、いつ拡散されてもおかしくないので適度に。あまり調子乗ってやりすぎない。
- できれば値動きの盛んな時間帯のみでトレードする。
- 20時~NY市場開始までの取引量が少なめな時間帯、早朝はトレードしない。
- 値動きが盛んな時間帯が大前提かつできれば30分以内、最大でも1時間以内の保有(かなりやられにくい)
- 逆指値(ストップロス)を入れない。
100%狩りの被害を防ぐことはできないと書きましたが、6番は例外です。
そもそもが逆指値を入れてないのですし100%ストップ狩りにはあいません。
ですが短時間デイトレはスイングに比べればはるかに値幅を取らず切り取っていくスタイルゆえ、抱える損失も小さく極めて限定的にしないと稼げません。
突発的な値動きによって一気に40~50PIPSも持っていかれてしまうような損失はいただけないですよね。逆指値(ストップロス)を入れずに過ごすというのはそれも覚悟の上でやらねばなりません。
方向性が間違ってなければいずれ戻るとは思いますが、せめて建値まで戻すまでに一体どのくらいの時間がかかるでしょうか?私の経験ではありますが、日をまたぐ事も多々ありました。
そうなるともはや、デイトレではなくなりますw
大きな含み損を抱えるたびに路線変更するべきではないです。
これをした時点でルールを破っており、ブレてしまってると思いますね。
方向性は合ってたとしても、そのポジションが短時間デイトレとしてやっていたのなら短時間デイトレらしくあるべきだと思います。「混ぜるな危険」ですね。
5分以内のスキャルピングがデイトレになってはいけないし、1時間以内で決着つける短時間デイトレが日をまたいだスイングになってはいけないということです。
この辺りの話はまた別の記事で深く掘り下げたいと思います。
ストップロスを入れなかった事で狩られはしなかったけれど、大変な含み損を抱えてしまった・・・どうしよう・・・こうならないためにも、万一の不測の事態に備えてポジションを建てたその時に同時に逆指値(ストップロス)を入れておきましょう。
ストップ狩りをはじめ、様々な要因による意味不明なヒゲを別名「ノイズ」とも言います。
このノイズで無駄にポジションを狩られないために私は、活発な時間帯でチャートを監視している時は逆指値(ストップロス)を入れない事もあるし、SLを入れたとしても本来ここに置くと決めた位置よりもさらに少し離して置くようにしてます。
活発な時間帯でもノイズはよく発生し、無駄に狩られてしまうのであえてそうしています。
値動きが活発な時間帯は方向性が間違ってなければすぐ戻るんですよ。
こうやって常日頃から意識しておくだけでもずいぶんと変わってくるかと思います。
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