相場の原理原則を知っておくことはムダではない
唐突ですが、あなたはチャートを普段どんなふうに見ていますか?
- ローソク足単体ばかりをつい追いかけて見てしまいがちな人。
- 上位足を見ずにほとんどが1分・5分の下位足しか見ていない人。
なかなか勝てないトレーダーさんのチャートの見方は主にこの2つに集約されると思いますが、
これだけで勝ち続けていくことは厳しいかなと思います。
このことについては、後ほど少し解説します。
勝ち続けていくためには「相場の本質」、「原理原則」を理解する必要があります。
まず、相場の原理原則とは?
値動きは上がったら下がる、下がったら上がる
ただ延々とこれをくり返しているだけのことです。
一生上がり続けて下がることはない相場はないし、下がり続けて上がることはない相場もありません。
下位足は明確な上昇波ができていても、すぐに崩れてしまいます。
その日一日中上昇トレンドの波ができていた場合、たいてい翌日にはトレンド終了になって調整が入るパターンが多いです。
上位足(日足や週足)では、安値切り上げ・高値更新をして延々と上がり続けているように見えても、それだっていつかは崩れていきます。
ただ、このくらいの長い時間足になってくると崩れるまでに相当な日数がかかってしまいます。
それに日足・週足レベルの調整下落は、下位足では大きな下落になっていたりするものです。
なので上がったら下がる、下がったら上がるがチャートに顕著に表れるのは下位足です。
下位足から先に波が作られていきます。
相場の本質を知ることで勝ちが近づく!?
次に、「相場の本質」を知っておくことはとても大事なことだと言えます。
相場は日々休むことなくずっと動き続けていて、誕生から終焉まで大きな流れが存在するのです。
その流れの中でトレーダーの欲・期待・怒り・苦しみ・恐怖などのあらゆる感情が混在していて、その集合体がチャート形状なわけです。ローソク足1つ1つにしてもそう。
一見なんの変哲もないただのグラフに映るかもしれませんが、そのグラフの中では様々な思惑を持った人達が介在しています。
ここまで言えば相場の本質がなんなのかピンと来た方も居るかと思います。
そうです、相場の本質とは「人間そのもの」なんです。
チャートは、まさに人間の様々な思惑や感情を映した鏡とも言えますね。
下の画像をご覧下さい。

こちらのチャートは、2020年の3月に起こったコロナ騒動での暴落相場です。
ほとんど戻りらしい戻りを付けずに急降下していますね。
この局面で反発のロングエントリーをした人はどのくらい居るでしょうか?
私も、とある所から反発狙いの買いを失敗して損失を食らっていますが、最小限に留めました。
世界的にこういった非常事態の時はテクニカルは効きません。
では、戻しは一体どこまでなのかと言うと、下落の5割である半値もしくは6割戻し(61.8)までがセオリーと言われています。多くのトレーダーさんがこのような認識をしてるかと思います。
1時間足や4時間足レベルでようやくWボトムらしい形を形成してネックラインを超え、大丈夫な事を確認してから再度買いを仕掛けましたがビビって長く握ることはできませんでした。
この時点でトレンド転換とは決して言えません。短期的に下落は止まったように見えても、上位足レベルではまだまだ下落の範疇ですからやってる事は戻りを狙った「逆張り」ですね。
最後の下落から一旦は上昇したけど、売り勢力の方が圧倒的に強いため、細かく見ていけば数回上昇しては跳ね返されています。跳ね返されてはいますが、下がっても安値を更新せず同じ価格帯で下げ止まりしてはまた買われてをくり返している状態です。
ネックライン以上に上昇していかない理由としては、多くのトレーダーが「疑心暗鬼になっている」ことが挙げられます。
<今はまだ買いに手を出すべき局面ではない>
<買いを入れたとしてもロットを小さくしてできるだけリスクを小さめにしてすぐ逃げよう>
<どちらかと言うと戻り売りを考えるべきだが、ここまで酷く下落した状態では安値掴みになる危険性があるから売りも辞めておこう>
多くのトレーダーがこのような気持ちであり、安値も更新しないことから、多くのトレーダーがより慎重になっていることがチャートからも見て取れますよね。
多くの慎重派トレーダーは、
<2点目を付けてWボトムになってネックラインを突破してから>
<最後の戻り高値を明確に更新し、安値切り上げ・高値更新を確認してから>
このような思惑で居ており、それまでは行動しませんのでなかなか上昇が進まないのです。
そして、Wボトムが完成してネックラインを明確に突破してきた当りから、ほとんど下落することもなく、スーッと買いが伸びていったことがうかがえます。
この状態を見た多くのトレーダーが「これぞ本物の上昇だ!」と一致団結したかのように認識し、今度は逆に「置いて行かれたくない」気持ちが募って焦りから飛び乗ったりするため、画像のチャートのようにさらに買いが買いを呼ぶ格好となっていきます。
こういった相場心理1つ1つがもろにチャートに反映されているんですね。
チャート分析は近視眼的になってはいけない
「木を見て森を見ず」という言葉がありますが簡単に言うと、目の前のものばかりに目がいきがちで、ちゃんと全体を見渡せていないという意味になるかと思います。
FXで例えると「木」は下位足、「森」は上位足です。
下位足しか見てなくて上位足を全く見ていない人がこの「木を見て森を見ず」の例えにハマります。
要するに「森」である上位足での方向性は明らか下落トレンドや下落基調での一時の戻り反発であることに対して1分足や5分足だけしか見ていなければスゴイ上昇トレンドに映ります。
上位足の方向性に気づいてないため、下位足の情報だけでそのままロングポジションの利益を伸ばそうとするとどえらい目にあうことに繋がってしまうのです。
下位足を見るのは構わないのですが、もっと全体像を見るようにしなければなりません。
全体像を把握してることが前提で下位足をよく見ているのであれば構わないと思います。
なので全体像を把握することはめちゃくちゃ重要で、精度はグッと上がっていきますよ。
これらの事を画像付きでもっと詳しく深掘って記事にしますのでこちらも合わせてご覧下さい。
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