FXに興味をもつキッカケはみんなだいたい同じ
昔と違って現在はSNSの急成長や普及に伴い、FXや投資で実際に勝ってる人や自称勝ってる体(てい)の怪しい人まで様々なトレーダーが情報発信をおこなっています。
この不況の中、どんなに頑張ったところで変わらない安い給料にウンザリ。
貧しい現状を変えたい、裕福になりたいなどの願望が芽生える人が昔より圧倒的に増えてる。
そういう人達がまず行動に起こすといえば書店に参考本を探しに行くかインターネットで検索。
今は簡単にネットやTwitterで検索すれば必ず勝ってるトレーダー達の華やかな光景を目にする機会があると思います。(中には怪しい人も混ざってますので注意)
会社員の平均月収以上の50万や100万円をたった1日で稼ぐ職人級の億トレーダーも一定数居る。
ごく普通の専業トレーダーでも1日で10万円を稼ぐ人などザラに居るし、私はこれ以上これ以下でもないのでごく普通の専業トレーダーの部類なのかなと。(実際食べていけるほど稼いでるので腕は専業レベルだが兼業トレーダーです)
それぞれトレード履歴をアップしたり、ブローカーが掲載するリアルトレードランキングに参加して収益率を開示してたり色々な形で稼いでるトレーダー達は発信しています。
とにかく、雇われ会社員がどんなに頑張っても1日で10万円すら稼ぐ事はまぁ不可能な、トレードだけでこれだけ稼いでいる人達は世の中に一定数居るということ。
こうした一見華やかな光景を見たキッカケと、資金が少ない人でも成り上がれる可能性を秘めてることによりさらにFXに興味を持つ人が多いのではないでしょうか?

いつまで聖杯探しに消耗するの?
最初はみんな書店で売られてる教科書やネットや動画で解説してる通りにやってみたり、勝ってるトレーダーの真似をするんです。それによりしばらくは勝てることもあるでしょうね。
ところがそれも一過性にすぎず、すぐに勝てなくなったりしてきます。
なんだ、使えなくなってきたな、何か違う手法を探してみようとまたネットや動画等で検索して別の手法を探すようになります。
今の時代はFXでの勝ち方の情報は、はいて捨てるほど落ちてますからね。
これってまぁ誰もが一度や二度は辿る遠回りの道なんですが、別にこれはいいんです、最初は何でも試してみればいいと思うよ。
ですが何年経っても失敗⇔手法探しのループだけを行ったり来たりしてるだけの人が居る。
それもけっこうな数の人が。
自ら成功をどんどん遠ざけていくだけという事実に早く気づけるか、一生気づかず勝てないトレーダーのままで終わるかになります。
ハッキリ言います、教材や手法だけで勝てることは決してないから。
巷に出回る教材や商材のセールスレターには思わず膝を打つ仕掛けが散りばめられてるよ。
「驚異の勝率95%!!」や「1日30PIPSは稼げる簡単手法」や「スマホ一台で楽々トレード♪」などカラフルな文字や装飾を使って商材屋は訪問者をランディングページに釘付けにし商材を購入させるように仕向けているっていうね。
あんまり高額すぎても売れないから手の届く価格設定にしてあるのもミソ。
どこの商材屋とは言わないけど業界でもかなり有名なあそこやあそことか、だいたい29,800円や39,800円とか40,000円以内なら安月給の庶民でもまだ手が届くよね。
商材屋はあなたが勝とうが負けようが知ったことではないの。
商材が一人でも多くの人達に売れればそれでいいってこと。
トレードなんかして余計な損失を出すより、商材を売って稼いだ方が楽だしね。
こんな人を勝ってるトレーダーと呼べますか?トレーダーとしては尊敬できないよね。
実際は?魔法や聖杯や楽々トレードなんてあるかいなって話 笑
勝てる方法なんてそこら辺にいくらでも落ちてるのにもかかわらず、いつまで経っても勝てないトレーダーのほうが圧倒的に多い現状が変わらないのは何故か考えた事あります?
まさにそんなもの何の役にも立たない事をその現状が証明してるのです。
思考停止してないで自分の頭で商材屋の本質を考えてみようねって話。
そして、勝てるようになったからゴールではありませんよ、勝てるようになってからが本当のスタートだよ。勝てるようになっても勝ち続けていくために常々向き合い続けることは必須だし。
普通に考えたらわかることですよね、FXだけじゃなしにどの分野においてもそれでご飯食べてる人を見てごらん?みんな必死だから。
やれ、ダウ理論・エリオット波動論・グランビルの法則やらを理解してそれを取り入れ、より値幅を抜いてスマートで損小利大の質の良いトレードでないとFXでは勝てませんよーという講師が多いこと。
こういった理論自体を否定してるわけではないよ、否定してるのはこれが全てであると偏った思考を平気で受講生に教えてるエセ講師を否定してるわけね。
私も例外なく駆け出しの頃はこれらを盲信してた時期はありました。
今の私からすれば草しか生えないほど笑える話ではあるんだけど、こういう事しか言えない講師って短期デイトレ否定派なんだよね。おそらく短期勝負では勝てないから否定派にまわる人達。
私はビビリトレーダーなんで長い時間や日数かけて大きな値幅を抜くために握り続けるとかできない性格。だから握力の強くて値幅抜ける人ってすごいなって素直に認めるけどね。
だから否定とかできない、それだって正解の一つなんだからさ。
トレードの常識や基礎と言われてるこれら3つの理論や法則はめちゃくちゃ勉強したし理解してる。
けど、これを理解したからといって万人が勝てるわけではないという事も学習したの。
こういう常識や基礎を理解した上でさらにその先にあるものに目を向けるべきと思う。
その先にあるものって教科書には載ってないから。
今でこそ華やかで実績を上げ続けてるトレーダーも、その境地に立てるようになるまでは地獄を見てきたし、苦い泥水をすすってきた人達。
楽して稼ぎやがってってなかなか勝てなくて妬んでるそこのアンタ、今華やかに成功してるトレーダーは何年も10年も前から歯をくいしばって頑張りを諦めなかった人達なんだよ。
教科書なんて必要ない、自身のトレード経験こそ
じゃあ何から学んでそこまで成長したのかというと、自身のトレードから学んだということです。
そうです、教科書も商材も実は要らなかったって話。
経験値の分だけ上手になっていったって事なんだけど、
とにかく上手くなりたいなら膨大な量の相場経験をしていくしかないんです。
膨大な量の相場経験をしてれば悔しくて痛い経験もするし、嬉しい経験もする。
多くのエセ講師が痛い目にあわないよう指導してきますが私は真逆です。
逆に痛い目みて本当にこれはやっちゃいけない事だってことを頭じゃなく体で習得しろと。
成功体験もそうだし、痛い目も成功体験も実体験してこそ人は本当に心から腑に落ちるから。
勝率よりも損小利大が正義だ!は本当に正解か?トレードスタイルによっては勝率重視じゃない?だったら別に損小利中や損小利小でもよくね?スキャルなら勝率重視で損大利小になる時もあるよね?リスクリワードは最低1:2ないとダメとか嘘だよね、1:1でも勝てるし。
膨大な量の相場経験をするうちにこんなことにもどんどん気づいてくるわけですよ。
年数かけてやっていくうちに今まで習得してきたトレードの常識とやらを疑うようになる。
ラインの引き方ってどれが正解なの?
正解はあるのかもしれないけど、正解のラインを引けることは勝つために必ずしも必須ではないということ。
どうしても正解を求めるなら言わせてもらうと、誰もが引いてるライン、つまり一番多くのトレーダーと被るラインを引ければ機能する可能性は上がるわけだからそれが正解なのかもね。
ラインの良い引きと方悪い引き方、そんな所に重きを置くよりそれよりも、レートに向かって行き方・到達の仕方・反発の仕方・抜け方、それをちゃんと観察するほうが100倍大事だね。
それと、商材屋がよく言う、「正しい行動・一貫性のルール」ってやつ。
これもどうなの?って思うんだよ、よく考えたら疑わしいよね。
だって相場は・・・
これマジで理解しとかないといけない。
そんな時に「正しい行動・一貫性のルール」だの言って律儀に損切りラインや利確ラインまで待ってたらそりゃ負けるし勝ちを大きく減らすよね。
一貫して守らなければいけないからってそれに委ねて手を抜いてないか?
変わり続ける状況を判断し、工夫し続けることを放棄してないか?
だから私は、相場を信用してませんよ。
相場の状況なんてどんどん変化していくのだから、自分もそれに合わせて対応・変化していくの。
一貫してルールを守れば勝ち続けられるほど単純な世界ではない、人に説明できないくらい自分だけが理解してるアクロバティックな立ち回りもしなきゃいけない時だって出てくるんだよ。
やってはいけないとされるチキン利食いが正義になる場面など腐るほどあるんだから。
基本的なルールや戦略内容は変わらないにしても、相場状況によって一部分を付け加えたり外したりすることだってあるし、全く違う戦略やルールに替えたりすることもある。
またまたハッキリ言います。
一貫性が通用するのは、その相場状況が生きてるうちだけ。
負けてるトレーダーも、あなたよりももっとガチで百戦錬磨のトレーダーもみんな同じ戦場で戦ってる事実に対し、適当にポチポチやってそいつらに勝ち越せるとでも?そういうことです。
教科書や教材で勉強したから次からは勝てるようになる?
アホなことを言いなさんなw 思考停止はヤバイよ?
手法がどうのこうのよりも、もっと目を向けるべきはココに書いてあることだ。
一度の負けでやり方が間違っていたと決めつけてなんとか答えを出そうとしない。
勝てないうちは特に、完璧を求めれば求めるほど答えなんか出ないし空回りします。
一度でも負けるごとに自己嫌悪に陥って自分はダメなトレーダーだとレッテルを貼るとマジで良くないし余計に勝てないトレーダーへと逆成長していくよ。
毎回スマートでキレイなトレードをしようだなんて100年早いと私は自分で思う。
カチッと自分の戦略がハマりそうな場面が来たらそこに投げるだけ。
それには自身のこれまでの相場経験が活きてくるんだけど、それでも四苦八苦することもある。
泥臭くたって勝てばいいんですよ、勝てば正義。
こんなこと巷であふれてる教科書や教材には載ってない、本当にトレードで苦労してきて勝てる境地に立てた人間しか書けない内容となってるはずだよ。
本当に勝ってるトレーダーなら私が言いたいことに共感してくれるはず。